3Dプリンタの活用法

2020年8月7日

ちょうど、1年ほど前。3Dプリンタを購入しました

その後、製品や梱包資材の一部や、製造過程で利用する道具(治具)の部品などを、
3Dプリンタで製作し、便利に利用できています。

梱包資材の例です

外観イメージを図面ではなく3Dプリンタで印刷したものをお客様に提出し、
実際のイメージをより分かりやすくご説明できたこともありました。

何かと便利に利用できている3Dプリンタですが、
最近、技術担当が自主的にフェイスシールドの部品を作ってくれました。

大阪大学の先生が無料で配布されているデータを利用させていただいたとのこと。
http://www.med.osaka-u.ac.jp/archives/21961      ※商用利用は不可です。

いろいろなバージョンのフェイスシールドです

クリアファイルを使ったフェイスシールドです。
技術担当者がいくつかバージョンを変えて製作してみた結果、生産性も考え、一度に数個まとめて印刷でき、
クリアファイルはダブルクリップで着脱できるタイプのものを採用しました。
なので、使っているうちにフィルムの部分に傷がついて曇ったりしても、
簡単にクリアファイルを取り換えることができます。

クリアファイルとダブルクリップを利用

当社では、コロナ対策として現在においても来訪や訪問を極力ご遠慮させていただいておりますため、
フェイスシールドが必要な状況はあまりありません。

ですが、経済も回す、ウィズコロナの時代、となりますと避けられない状況も出てまいります。
その際には、活用していこうと思います。
また、万が一家庭内で陽性者が出た場合など、看病する人のリスク軽減のためにも、
社員に対し配布させてもらおうと思っています。

社員自らがこのような情報を見つけ、同僚やその家族を思って、
3Dプリンタを活用してくれたこと、とてもうれしく思いました。

今後も、様々な用途で3Dプリンタを活用していきたいと思います。

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